Hybrid CDP: 今必要な機能を網羅し、次世代の進化にも即応
私たちは、お客様の顧客データが「どこに保管されているか」にはこだわりません。重要なのは、そのデータが「どこで最大の成果(パフォーマンス)を発揮するか」です。
Treasure AIのガバナンスが効いたウェアハウスネイティブ(DWH直結型)システムは、リアルタイムの顧客セグメンテーション、エンタープライズ基準の外部連携(アクティベーション)、そしてデータチームとマーケティングチームの間のシームレスな共同作業を実現するために設計されています。
データ戦略と成熟度に合わせた、柔軟な選択肢
業界で最も柔軟なデータアーキテクチャ
既存のデータウェアハウス(DWH)との「ゼロコピー連携(ゼロコピー・インテグレーション)」および「安全なデータ共有」を基盤とした、デュアルモード・アーキテクチャ(柔軟な2つの導入モード)を提供します。
重複するデータパイプラインの排除
複雑なETLパイプラインの構築・メンテナンスや、複数システム間でのデータの二重管理はもう必要ありません。ガバナンスが担保された、リアルタイムな顧客データの価値を最大限に享受できます。
データチームとマーケティングチームの「Win-Win」な関係構築
必要に応じて、自社のデータウェアハウス(DWH)を強力な「データ処理エンジン」として活用しながら、マーケターが求める施策の実行スピード、AIインテリジェンス、そして高度なジャーニーの自動連携(オーケストレーション)能力をすべて両立させることができます。
Complete CDP (フル機能型CDP)
仕組み:一元管理された顧客データ基盤、統合ストレージ、リアルタイムの顧客セグメンテーション、ジャーニーの自動連携、ID統合(、そして外部連携(アクティベーション)まで、顧客データ活用に必要なすべての体験をTreasure AIで完結させ、エンドツーエンドで提供します。
このような企業様に最適:「顧客データの一元化」から「即時の施策実行」「AIによる最適化」まで、導入してすぐにフル活用したい企業
Composable CDP (コンポーザブル型CDP)
仕組み:すでにクラウドデータウェアハウス(CDW)にて一元管理された顧客データ基盤が存在している場合、Treasure AIはCDWから「カスタマー360」のリアルタイムキャッシュを構築します。これにより、CDW内の顧客データを瞬時にマーケティング施策へと連携・アクティベーションできます。
このような企業様に最適:システムを複雑にすることなく、DWHにある最新の顧客リストを、そのままメルマガや広告配信に即座に活用したい、データ管理体制の整った企業
ゼロコピー連携:データを移動させずに施策を実行
Hybrid CDPで実現できること
予測可能な総所有コストの最適化
当社の料金体系は、クエリの実行回数ではなく、顧客プロファイル数と行動データ量に基づく「ノー・コンピューティング(計算処理コスト不要)」モデルを採用しています。高額なETLパイプラインの構築が不要になり、データストレージや計算処理の余分なコストを大幅に削減します。
データの鮮度向上と、価値創出までの期間短縮
常に最新の顧客データに基づいてマーケティング施策を運用できます。既存のデータプラットフォームの構造を再構築する手間なく、ターゲットオーディエンスを迅速に活性化します。
さらに強固になったセキュリティとガバナンス
顧客データはお客様の管理下にあるDWHから外部に移動することはありません。そのため、社内で構築済みの既存のガバナンス体制やアクセス権限ルールによって、データは完全に保護され続けます。
Your CDP, your way: The most adaptable architecture awaits
よくある質問
結論から言うと、お客様の状況や目的によって異なります。 データウェアハウス(DWH)とCDP(顧客データプラットフォーム)は、どちらもマスターデータになり得ますが、その「役割」が違います。
一般的にDWHは、企業全体のあらゆる生データ(構造化・半構造化データ)を蓄積するために使用されます。そのため、「組織全体のすべてのデータ」における中央マスターとして最適です。膨大なデータの保管・処理、そして高度な分析クエリの実行に強みを持っています。
一方、CDPは「顧客データ」の活用に特化して設計されています。リアルタイムのパーソナライズや、あらゆるチャネルをまたいだ施策の自動連携(オーケストレーション)に対応し、マーケティングチームが直感的に操作できる画面(UI)を提供します。そのため、「顧客体験(CX)」や「マーケティング施策」における最新のデータ基盤として最適です。
現在のグローバル大企業(Global 2000)は、施策でデータを使うためだけに、複数のシステム間でデータをわざわざ複製することを望んでいません。その結果、「CDPとDWHを組み合わせて連携させるのがベスト」という結論に達しています。
Treasure AIの柔軟なアーキテクチャは、データ活用における新たな基準を提示します。「ゼロコピー連携」「ゼロコピーデータ共有」「ゼロコピーデータ転送」の機能により、企業の厳格なガバナンスを守りながら、マーケティングの実行スピードを落とすことなく、顧客データの分析や施策展開をスムーズに実現します。
Treasure AIのゼロコピー機能とは、「データウェアハウスを企業のデータマスター(信頼の拠り所)としてそのまま維持しながら、Treasure AIのCDPをリアルタイムな施策実行エンジンとして機能させる」仕組みです。
過去10年間、IT業界は「まずコピーしてから処理する(copy then compute)」という古いモデルに依存していました。データをDWHからCDPへコピーし、さらにそれを各マーケティングツールへコピーし、その間を結ぶ無数のデータ転送パイプライン(ETL)を維持し続ける必要があったのです。これはコストを膨らませ、ガバナンス上のリスクを生み、運用の大きな足かせとなっていました。
「ゼロコピー」および「ゼロETL」アーキテクチャは、この古い常識を180度覆します。
- その場でのガバナンス統制(Govern in place): 顧客データはデータウェアハウス内に留まったまま、既存のセキュリティルールやアクセス権限によって安全に保護され続けます。
- 無駄なデータパイプラインの排除: 複雑なETLやリバースETL(データ転送ツール)の運用負荷を大幅に削減、または完全に無くすことができます。
- 総所有コスト(TCO)の削減: 同じデータを複数の場所に重複して保管し、それらのデータが一致しているかを検証するために余計なコストを支払う必要がなくなります。
- 常に最新データで施策を実行: データウェアハウスにある「常に最新の状態」のデータに基づいて、タイムラグなくマーケティング施策を動かせます。
- 処理を実行する場所の自由な選択: 大規模なデータ処理はウェアハウス側に任せ、ミリ秒単位の超高速な反応が求められるシーンではCDP側の高速処理エンジンを活用する、といった使い分けが可能です。
Treasure AIのアーキテクチャは、特定のウェアハウス(SnowflakeやBigQueryなど)や特定の導入方法だけに縛られることはありません。企業のデータ活用の成熟度がどのようなステージにあっても、柔軟に導入できるロードマップを提供します。