毎週土曜日朝の9:00にInterFMで放送中のラジオ番組「Treasure in Talk」。
現役プロサッカー選手であり、トレジャーデータの公式スポークスパーソンも務める吉田麻也氏が、リスナーの皆様と共に人生の宝物(トレジャー)を探していく本番組では、後半のMMMコーナー『麻也と学ぶマーケティング』で、弊社CMOの宮野淳子が、マーケティングの基礎を分かりやすく解説しています。
#23 MMMコーナーのテーマは『解約しづらい仕組みの方が利益が出る?』です。
サブスクリプション型サービスにおいて、解約導線を意図的に複雑にする設計は、短期的には売上維持に寄与するように見えます。しかし、こうした不親切な体験は顧客の信頼を著しく損ない、SNSでのネガティブな口コミとなってブランドに長期的なダメージを与えかねません。
企業が真に追求すべきは、短期的な解約抑止ではなく「Customer Obsession(お客様について徹底的に考えること)」という視点です。戦略的にお客様の利便性に徹することが、結果としてブランドへの愛着を育み、持続可能な売上へと繋がっていきます。
解約を単なる損失と捉えるのではなく、プロダクト改善のための貴重なインサイト源として活用することが重要です。継続利用しているロイヤルカスタマーと解約に至った顧客のセグメントを比較分析することで、離脱の真因やニーズの乖離を特定できます。
また、退会時の体験を良好に保つことは、将来的な復帰率を高めることにも寄与します。一度離れた顧客に対しても、適切なタイミングで再購入を促す「Win-back施策」を講じることで、健全な再成長のサイクルを構築できるのです。宮野は、解約の捉え方とマーケティングの本質について次のように述べています。
『戦略的にお客様のためと思い実施していくと、売り上げがついてくるっていうことになります。お客様に永続的に愛されることを考えてビジネスをやることが一番の長期的にブランドから離脱をされないポイントかなと思っています。』
本ブログでは紹介しきれなかった、Amazonの行動指針にみる「顧客中心主義」の具体的な落とし込み方や、一度解約した顧客が驚異の40%も復帰した具体的なWin-back事例の裏側など、ブランドの信頼を守り抜くマーケティングの極意をPodcastで配信中です。
忙しい毎日のスキマ時間を活用して、一流のマーケティングセンスをアップデート。テキストだけでは伝わらない現場の臨場感や、失敗を改善に繋げる戦略的思考を、ぜひ音声でお楽しみください。
次回の更新もお楽しみに!
※配信内容および視聴期限は、予告なく変更または終了する場合がございます。あらかじめご了承の上、お早めにご視聴ください。
トレジャーAI
最高マーケティング責任者・CMO
最高ブランド責任者・CBO
ロレアル パリ日本市場の立ち上げを経験後、アマゾン、ジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、ゴディバでCDOとしてマーケティングおよびDX領域を歴任。
2024年11月よりトレジャーAIのCMOに就任。AIとMAを一体化したCDPの力で、企業の顧客体験の未来を切り拓くことをミッションに、市場拡大を牽引している。Monash大学大学院およびロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)大学院卒業。