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2026/02/05

「日本の声を、世界基準のプロダクトへ」大手外資系エグゼクティブを経て、私がトレジャーデータで“現場”に戻った理由

Treasure AI Treasure AI

正木大輔さんは、日本IBMで24年間にわたり営業本部長や理事を歴任し、名実ともに組織のリーダーとして活躍してこられたプロフェッショナルです。2022年、さらなる挑戦の場として選んだのは、トレジャーデータの「パートナーアライアンス」という現場に近い最前線のポジションでした。日本発のグローバルカンパニーとして世界に挑む同社で、なぜ今、再び現場に立つのか。その真意とアライアンスの醍醐味について詳しく伺いました。

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――
現在の仕事内容や役割について教えてください。

トレジャーデータのミッションを達成するために不可欠な「パートナーエコシステム」の構築と深化を担当しています。具体的には大きく二つの役割があります。

一つ目は、「三方よしのビジネスモデルの構築」です。 現在、100社以上のパートナー企業と連携していますが、私の業務の半分はパートナー様の経営層と向き合うことです。単なる「販売代理」ではなく、お客様にとってのトレジャーデータの価値と、パートナー様の価値を最大化するための戦略を共に描いています。

二つ目は、「策定したアライアンス戦略の実行」です。当社には直販セールスとスタックしがちな「パートナーセールス」という職種はいません。パートナー様からの数字の集計がメインになりがちな作業ではなく、実際に策定された戦略がパートナー様内に浸透し、お客様に向かって実行される事を責務とするアライアンス業務に特化しています。

――
トレジャーデータに入社した理由やきっかけは何ですか?

大手外資系にて新卒から24年間過ごし、リーダーとしての立ち振る舞いやビジネスパーソンとして成長させてもらい、大変感謝をしています。しかし、40代後半というタイミングで自分の強みを考えた際、組織の階層が上がって現場から遠ざかる仕事よりも、「もう一度、変化の激しい環境で、得意な現場の仕事がしたい」という気持ちが強くなったことがきっかけです。

実は、転職活動ではトレジャーデータしか受けていません。前職の競合になるような大手企業へ行くつもりはなかったですし、自分のことを誰も知らない環境で、一から現場でやってみたかったんです。

決め手になったのは、「日本発のグローバルカンパニーとして世界に挑む」という姿勢です。人口減少が進む日本において、子供たちの未来を考えたときに「日本人だって世界でこれだけやれるんだ」というビジョンを示したい。グローバルのオペレーションに従事するだけでなく、日本の顧客体験を世界基準のプロダクトへ昇華させていく。その大きな意義に惹かれ、入社を決意しました。

――
仕事のやりがいや楽しさ、あるいは大変なことについてお聞かせください。

最も大きな醍醐味は、「日本の現場の声が、ダイレクトにプロダクトの進化に繋がっている」という実感です。

以前、ある業種の課題に対し、パートナー企業と新ソリューションを作るプロジェクトがありました。マーケットサイズとROIを算出してグローバルへ提案したところ、わずか2週間でプロジェクトが動き出したのです。「本国確認中」で何ヶ月も待たされるようなストレスはなく、スピード感を持ってマーケットを作っていける。この手触り感こそが、今の私の原動力です。

一方で大変なことは、多様な業種・業務のお客様に対し、固定化された手法が通用しないことです。常に新しいビジネスモデルを模索し続ける必要がありますが、現場に足を運んでくれるプロダクトマネージャーと共に、最便の解を創り出していくプロセスは非常にエキサイティングです。

――
パートナーアライアンスチームの魅力や、どのような人が向いていると思いますか?

このチームの魅力は、単なる数値管理ではなく、経営的な視点でパートナー様と「Win-Win-Win」の関係を築ける点にあります。

向いているのは、一言で言えば「いいやつ」です。人間として尊敬でき、チームメンバーとして信頼できる人。パートナー様からも好かれる人です。また、自分の足りない部分をフラットに指摘し合い、切磋琢磨できるプロフェッショナルな誠実さを持つ人が理想的ですね。

今のトレジャーデータにないような新しいキャラクターや、異質さを「よし」とするカルチャーを作っていきたいと考えています。明るく、楽しく、前向きに、まだ見ぬ市場を一緒に切り拓いていける方には最高の環境だと思います。

――
仕事以外で、最近熱中していることやリフレッシュ方法はありますか?

実は、リフレッシュというよりも「自分の原動力」に近いのですが、高校生と中学生の二人の子供たちの存在は大きいです。日本が少しずつ元気を失っていくように見える中で、彼らの未来を考えた時、「日本人も世界でこれだけやれるんだ」という背中を見せたい。それが、今の私の一番のモチベーションになっています。

また、前職を辞める際、妻に相談したら「いいんじゃない、向いてると思うよ」とあっさり言ってくれたのも大きかったですね(笑)。前職での地位や条件が変わることもにも執着はありませんでしたし、生活に支障がないなら、自分がワクワクできる場所で働きたい。そんな家族の理解もあって、今は余計なことを考えず、現場での仕事にフルスイングできています。

――
今後の目標や、挑戦したいことについての展望を聞かせてください。

パートナー企業がより自律的に(Autonomous)、自らトレジャーデータを活用し自社の強みを組み合わせたビジネスを展開できるような「仕掛け」を完成させたいと考えています。

現在はマーケティング領域が中心ですが、顧客データの活用先はあらゆる業種・業務に広がっています。例えば、従来のやり方に固執している業界に対しても、AI Agentなどの最新テクノロジーを組み合わせた新しい手法をパートナー様が展開していくことで、社会全体の生産性を劇的に高められるはずです。

私自身もパートナー様からのリクエストに対してスピード感を持って応え、「トレジャーデータなら解決してくれる」という体験を積み重ねていく。そうして自然発生的にビジネスが生まれるエコシステムを構築し、日本市場の価値を世界へ示し続けていきたいですね。

 

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