毎週土曜日朝の9:00にInterFMで放送中のラジオ番組「Treasure in Talk」。
現役プロサッカー選手であり、トレジャーデータの公式スポークスパーソンも務める吉田麻也氏が、リスナーの皆様と共に人生の宝物(トレジャー)を探していく本番組では、後半のMMMコーナー『麻也と学ぶマーケティング』で、弊社CMOの宮野淳子が、マーケティングの基礎を分かりやすく解説しています。
#19 MMMコーナーのテーマは『人が商品を選ぶポイントは?』です。
消費者が「なんとなく良さそう」と直感で商品を選ぶ背景には、企業側が意図的に設計した高度な心理学的戦略が存在します 。その代表例が、他者の評価を信頼の根拠とする「社会的証明」です。企業は「売上ナンバーワン」や「リピート率90%」といった具体的な数字を用いたコミュニケーションを行うことで、消費者が抱く「失敗したくない」という不安を払拭し、購買の決断を後押しします 。また、価格設計においても、極端に高価なものと安価なものを並べることで、心理的に最も安心感のある中間の選択肢へと誘導するプライシングの手法が、交渉術や商品展開の現場で広く活用されています 。
現代のパッケージ戦略において、SNSでの承認欲求を刺激する「映え(ユニークな見た目)」は強力な集客力を発揮します 。しかし、視覚的なインパクトに特化した商品は、一度の投稿で満足されてしまい、リピート率が伸び悩む傾向にあります 。賢い消費者(スマートショッパー)として情報の波に飲み込まれないためには、表層的なデザインや価格だけでなく、商品の成分や企業の理念、ストーリーまでを深く理解し、自らのニーズに照らして判断することが不可欠です。宮野は、企業が仕掛ける戦略の本質について次のように述べています。
『消費者の目線だと、全く同じ機能を持っている商品の場合は、安ければ安い方がいいよねという理由で手に取ってしまうことが起こるので、そこが企業の戦略の見せ所と思います。』
本ブログでは紹介しきれなかった、数字を使ったコミュニケーションで「背中を押す」具体的なテクニックや、つい真ん中を選んでしまう「松竹梅」のプライシングに隠された巧妙な交渉術の裏側をPodcastで配信中です 。忙しい毎日のスキマ時間を活用して、一流のマーケティングセンスをアップデート。テキストだけでは伝わらない現場の臨場感を、ぜひ音声でお楽しみください。
次回の更新もお楽しみに!
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トレジャーAI
最高マーケティング責任者・CMO
最高ブランド責任者・CBO
ロレアル パリ日本市場の立ち上げを経験後、アマゾン、ジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、ゴディバでCDOとしてマーケティングおよびDX領域を歴任。
2024年11月よりトレジャーAIのCMOに就任。AIとMAを一体化したCDPの力で、企業の顧客体験の未来を切り拓くことをミッションに、市場拡大を牽引している。Monash大学大学院およびロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)大学院卒業。