毎週土曜日朝の9:00にInterFMで放送中のラジオ番組「Treasure in Talk」。
現役プロサッカー選手であり、トレジャーデータの公式スポークスパーソンも務める吉田麻也氏が、リスナーの皆様と共に人生の宝物(トレジャー)を探していく本番組では、後半のMMMコーナー『麻也と学ぶマーケティング』で、弊社CMOの宮野淳子が、マーケティングの基礎を分かりやすく解説しています。
#21 MMMコーナーのテーマは『売り上げに繋がるバズり・繋がらないバズり!』です。
SNSにおける「バズる」という現象は、あくまで情報の広がり(リーチ)を意味するものであり、それ自体が直接的な購買意欲の醸成を約束するものではありません。例えば、可愛い動物や面白いネタは数万件の「いいね」を集めますが、その背景にあるブランドや商品の価値理解までは至らないケースが多く見られます。本当に追いかけるべきは表面的な数字ではなく、その発信が「商品の価値」を伝えているかどうかです。売上に直結する発信には、商品の機能的な利点を示す「機能的価値」と、ブランドのDNAを伝える「感情的価値」の双方が同時に訴求されているという共通点があります。
言葉では伝わりにくい商品の強みを可視化することも、バズを成果に繋げる重要な鍵となります。過去に大成功を収めた日焼け止めの事例では、特許成分の圧倒的な効果を実証するために、モデルの体に日焼け止めでアートを描き、日焼けマシン後もその部分だけが焼けない様子を視覚的に表現したバズムービーを制作しました。これにより、消費者は最高値のSPF値という言葉以上の「機能的便益」を直感的に理解し、史上最高の売上へと繋がったのです。吉田氏は、スポーツ界における「意図しないバズ」と売上の関係について、実体験を交えて次のように述べています。
『南アフリカのワールドカップの時に本田圭佑選手がすごい無回転のフリーキックを決めたんですね。それでミズノのスパイクが売り切れて。これは意図はしてないけれど、自然にこの映像が全世界に広まる中でバズって、購買に繋がったということですよね。』
本ブログでは紹介しきれなかった、ロナウジーニョのスパイク広告や本田圭佑選手の無回転フリーキックの事例に見る「自然発生的なバズ」と売上の相関関係、さらに「バズらせること」を目的化してはいけない真の理由についてPodcastで配信中です。忙しい毎日のスキマ時間を活用して、一流のマーケティングセンスをアップデート。テキストだけでは伝わらない現場の臨場感や、成功するクリエイティブの裏側にあるロジックを、ぜひ音声でお楽しみください。
次回の更新もお楽しみに!
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トレジャーAI
最高マーケティング責任者・CMO
最高ブランド責任者・CBO
ロレアル パリ日本市場の立ち上げを経験後、アマゾン、ジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、ゴディバでCDOとしてマーケティングおよびDX領域を歴任。
2024年11月よりトレジャーAIのCMOに就任。AIとMAを一体化したCDPの力で、企業の顧客体験の未来を切り拓くことをミッションに、市場拡大を牽引している。Monash大学大学院およびロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)大学院卒業。