毎週土曜日朝の9:00にInterFMで放送中のラジオ番組「Treasure in Talk」。
現役プロサッカー選手であり、トレジャーデータの公式スポークスパーソンも務める吉田麻也氏が、リスナーの皆様と共に人生の宝物(トレジャー)を探していく本番組では、後半のMMMコーナー『麻也と学ぶマーケティング』で、弊社CMOの宮野淳子が、マーケティングの基礎を分かりやすく解説しています。
#35 MMMコーナーのテーマは『なぜ、スーパーの入り口には野菜と果物が?』です。
日本のスーパーマーケットに入ると、まず目に飛び込んでくるのは新鮮な果物や鮮やかな野菜の売り場です。この陳列デザインには、視覚的な鮮度訴求や四季折々の季節感演出、献立のアイデア想起による購買意欲喚起、そして重い生鮮食品を買い物の序盤にカゴへ入れやすくする動線設計といった多様な狙いが存在します。
一方で、アメリカの「Target」や高級スーパー「Erewhon」のように、入口付近にアパレルや化粧品、特長的なスムージーコーナーを配置する店舗も存在します。単に商品を並べるのではなく、自店舗ならではの強みやブランディング戦略に合わせて第一印象を設計することで、他店との明確な差別化やついで買いの促進を実現しています。
店舗の収益性や来店頻度を高めるためには、データ分析を通じてお客様の行動パターンを可視化することが極めて重要です。例えば、過去のパン屋のマーケティング支援においては、購買データを分析し「30日以内に6回以上購入した顧客」を売上に大きく寄与するロイヤルカスタマーと定義しました。
さらに地域別の行動特性を細分化(セグメンテーション)したところ、東京では食パンの購入者、関西では低単価パンの複数購入者、名古屋では新規性の高いパンの購入者がロイヤリティ化しやすいという固有の傾向が判明したのです。
『お店側が意図を持って店舗の動線を考えることで、お客様が心地よくお買い物をされ、売上や来店頻度の向上も見込まれます。お店をお持ちの方は、ぜひ参考にやってみていただければと思います。』
本ブログでは紹介しきれなかった、アメリカの有名スーパーの入口設計の秘密、人気モデルのヘイリー・ビーバーさんのシグネチャースムージーが前面に置かれる理由、さらにはエリア別に陳列を変えて売上を伸ばしたパン屋の成功事例まで、ポッドキャストで詳しく配信中です。
移動時間の「ながら聴き」やちょっとした空き時間を、マーケティング視点を磨く有意義なひとときに。文字だけでは拾いきれない現場のリアリティや、データと効果測定に隠された戦略の舞台裏を、ぜひ音声でお聴きください。
※配信内容および視聴期限は、予告なく変更または終了する場合がございます。あらかじめご了承の上、お早めにご視聴ください。
トレジャーAI
最高マーケティング責任者・CMO
最高ブランド責任者・CBO
ロレアル パリ日本市場の立ち上げを経験後、アマゾン、ジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、ゴディバでCDOとしてマーケティングおよびDX領域を歴任。
2024年11月よりトレジャーAIのCMOに就任。AIとMAを一体化したCDPの力で、企業の顧客体験の未来を切り拓くことをミッションに、市場拡大を牽引している。Monash大学大学院およびロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)大学院卒業。